ブライスのプライベート・少人数ツアー
ラスベガスからのブライス日帰りツアーはどれも少人数をうたっていますが、その言葉が指すバンの中身はかなり違います。見知らぬ人と13〜14人までというツアーもあれば、料金は何倍にもなるものの、自分たちのグループだけでバンに乗れるツアーもひとつあります。このガイドでは、誰と一緒に乗るのかでツアーを分け、4人家族の場合の料金を両方のパターンで計算します。
表示の意味
バスなどの大型車は、ザイオンのトンネルを通るのに有料の誘導が必要です。ラスベガスからのブライスツアーがバンで移動する理由のひとつはそこにあります。そのうえで、掲載情報の表示を見れば、誰と一緒に乗るのかがわかります。
- 少人数グループ。上限は13人か14人で、ほかの予約客と一緒になります。主要2ツアーはどちらもこのタイプです;
- セミプライベート。私たちが比較した掲載情報には、この言葉を使っているものはありません。ただ、少人数ツアーでも空いている日はそれに近い感覚になります。MarVitの口コミには、たった5人のグループだったという声もあります;
- プライベート。バンに乗るのは自分たちのグループとガイドだけで、ほかには誰もいません。私たちが比較したツアーのなかでは、これを販売しているのはViatorのNational Park Expressだけです。
National Park Express:Sprinterに最大14人
National Park Express(約219ドルから)は、GetYourGuideの掲載によるとグループの上限は14人。使うのは革シートとWi-Fi付きの特注Mercedes Sprinterで、催行会社によるとザイオンのトンネル向けに設計されたものです。バンには最大20席あるので、満員でも多少の余裕があり、Viatorの口コミでは10人ほどのグループだったという声がよく見られます。送迎は15のホテルで朝4:40頃から始まり、SprinterはTreasure Islandを5:15に出発して、約13時間の1日が始まります。後ろの列の席は足元が狭いと感じた人もいました。もっと大きな弱点はザイオンで、ビジターセンターでの30分の立ち寄りとCheckerboard Mesaでの10分だけ。口コミでいちばん多い不満もこれです。
MarVit Tours:最大13人
MarVit Tours(約229ドルから)は参加者が最大13人で、口コミではもっとずっと少人数だったという声もよくあります。公園での時間配分はより均等で、ブライスのリムで約2時間、続いてザイオンでも同じくらいです。送迎はストリップ地区とFremont Street周辺の200以上のホテルが対象で、朝6:00〜6:30頃から。口コミでは、休憩や写真撮影の停車をたっぷりとってくれるAnthonyのようなガイドが好評です。弱点はランチを立ち寄り先で買う必要があることと、Viatorの高評価のなかに星1つの口コミもいくつかあること。GetYourGuideの掲載では英語のほか、スペイン語かポルトガル語を話すガイドも選べるので、必要なら事前に頼んでおきましょう。
2つのうち、より小さなバン
MarVit Toursはグループを最大13人に抑え、各公園で約2時間ずつ過ごせて、料金は約229ドルから。ペットボトルの水は飲み放題で、米国居住者の入園料も含まれます。24時間前まで無料でキャンセルできます。
EXP Tours:よく似た少人数ツアー
EXP Toursのザイオン&ブライス少人数ツアー(約249ドルから)は、MarVitとほぼ同じ行程です。参加者は最大13人で、ブライスで約2時間。ランチ休憩のあとザイオンで約2時間を過ごし、14時間以内にラスベガスへ戻ります。ガイドは英語のほか、ポルトガル語とスペイン語にも対応しています。弱点は2つ。ランチが自己負担であることと、口コミが18件(GetYourGuideで4.4)しかなく、実績が少ないことです。前日になって、結局ポルトガル語のガイドは都合がつかないと告げられたという口コミもありました。
プライベートのバン
National Park Expressのプライベート・ブライス&ザイオンツアー(1人で参加した場合の1人あたり約1,420ドルから)は、私たちが見つけたなかで、ラスベガス発の唯一の完全プライベートツアーです。人数が増えるほど1人あたりの料金は下がるので、判断する前にViatorで実際の人数を入力してみてください。掲載情報では入場料とホテル送迎が含まれ、車内にはペットボトルの水とグラノーラバーがあり、自分たちのペースで進めるとしています。弱点は料金と、口コミがわずか13件で平均4.0という点です。同じ催行会社の相乗りツアーの4.7をかなり下回っています。米国外に住んでいるなら、含まれる入場料で1公園100ドルの非居住者料金もカバーされるのかを確認しましょう。

バンを貸し切ると何が変わるか
バンをまるごと借りれば、相乗りの1席では手に入らないものが手に入ります。ただし掲載情報に明記されているのはその一部だけなので、残りは支払いの前に催行会社に確認しましょう。
- 自分たちのペース。Sunset Pointで好きなだけゆっくりするのも、雲が出てきたら次へ移るのも自由です;
- 出発時間。相乗りツアーの5:15出発より遅くできるか、あるいは混雑を避けて早くできるかを聞いてみましょう;
- ザイオンを多めに。ザイオンでの短い立ち寄りは相乗りツアーの弱点なので、1日をザイオン寄りにできるか聞いてみましょう;
- 写真撮影の停車。ブライスへ向かう途中のRed Canyonの岩のアーチも、バンで待っている人がいなければ撮りやすくなります;
- 子ども。子どもが必要なときに停まれて、時計を気にする12人の他人の目もありません。年齢や料金については家族向けのページで紹介しています;
- 体の不自由な人。少人数ツアーのバンはどちらも車いすに対応していません。プライベートの予約なら、少なくとも歩ける距離の制限を事前に相談できます。
4人家族の料金を両方で計算
両親と8歳・12歳の子ども2人の場合で考えてみましょう。National Park Expressなら約219ドルの4人分で、ランチ込みです。MarVitなら最大で約229ドルの4人分。Viatorの子ども料金を使えばもっと安くなりますが、ランチは途中で買います。プライベートのバンは1人で参加した場合の1人あたり約1,420ドルから。Viatorで希望日に4人と入力して、その総額を少人数ツアーの金額と並べてみてください。1人あたりの料金が下がっても、プライベートの総額は相乗りよりかなり高くなると思っておきましょう。公園料金はどの選択肢でも同じです。15歳以下の子どもは非居住者料金がかからず、海外からの親は、家族で250ドルの年間パスを買わない限り1公園100ドルを払います。チップはどのツアーでも別途です。項目ごとの内訳は料金のガイドで、パスの計算は公園料金のページで紹介しています。
どれを選ぶか
- 予算を抑えつつ、ザイオンでいちばん長く過ごしたい。MarVit、ポルトガル語やスペイン語のガイドが必要ならEXP Tours。時間の比較はザイオンの詳しいガイドでどうぞ;
- ランチの心配をせず、口コミの評価がいちばん高いツアーがいい。National Park Expressの相乗りのSprinter;
- 1日を完全に自分たちで決めたい。プライベートのバンか、レンタカー。9〜10時間の運転については運転かツアーかのガイドで検討しています;
- 日の出や長めのハイキングがしたい。どちらも日帰りツアーではできないので、まずは宿泊のガイドから。
どのバンを選んでも、寒いリムと急なトレイルが待っているので、早朝の送迎の前に持ち物ガイドに目を通しておきましょう。