公園入園料と非居住者向け追加料金
米国居住者ならゲートでの支払いは簡単で、主要2ツアーにはすでに含まれています。一方、海外からの旅行者には各公園で1人100ドルの別料金がかかり、両方をまわる1日なら200ドルになります。カップルや家族なら、250ドルの年間パスのほうが得になることも。このガイドでは計算をひとつずつ示し、各ツアーがどう料金を集めるのかを説明します。
米国居住者が払う金額
ブライスキャニオンとザイオンは、どちらも自家用車1台につき約35ドルで、チケットは7日間有効です。両方の公園を車でまわれば、何人乗っていても合計約70ドル。米国のAmerica the Beautiful年間パスがあれば、ほかの連邦管理地とあわせて両公園ともカバーされるので、毎年いくつも公園を訪れる家族なら、すでに持っているかもしれません。
ツアーなら、ゲートでの計算はまったく必要ありません。National Park ExpressもMarVit Toursも、米国居住者の入園料を料金に組み込んでいるので、表示価格にすでに含まれています。
海外からの旅行者にかかる追加料金
16歳以上の米国非居住者は、いまはこれらの公園で1人100ドルの別料金を払う必要があります。米国国立公園局(National Park Service)が定めたもので、ゲートだけでなく商業ツアーでも適用され、ツアー料金とは別にかかります。そのため、ブライスとザイオンをまわる日帰りツアーでは、海外からの大人1人につき料金は200ドル。15歳以下の子どもは無料です。
代わりの選択肢が、250ドルの非居住者向け年間パスです。ツアーの掲載情報によると、パスの名義人に加え、同じ予約の大人3人までが対象になります。旅程のなかにほかにも追加料金のかかる公園があれば、パスはさらに早く元が取れます。最新のルールは国立公園局の非居住者料金のページに載っていて、ゲートで通用するのはそちらのルールです。
ツアーの掲載情報で「入園料込み」とされているのは、米国居住者だけです。海外在住なら、どのツアーを予約するにしても、追加料金かパスのどちらかを見込んでおきましょう。
計算してみると
以下はブライスとザイオンをまわる1日分で、米国外に住む16歳以上の人だけを数えています。
| グループ構成 | 公園ごとに払う場合 | 年間パスの場合 | 安いほう |
|---|---|---|---|
| 大人1人 | 200ドル | 250ドル | 公園ごと |
| 大人2人 | 400ドル | 250ドル | パス |
| 大人2人と16歳未満の子ども2人 | 400ドル | 250ドル | パス |
| 大人2人と16歳・17歳のティーン2人 | 800ドル | 250ドル | パス |
| 大人5人 | 1,000ドル | 250ドル+5人目の200ドル | パス |
ブライスとザイオンを1日まわるだけの大人1人なら、旅の後半に追加料金のかかる公園が控えていない限り、公園ごとに払うほうが50ドル安く済みます。大人2人以上なら、この1日だけでパスのほうが得です。16歳からは大人扱いなので、年上の子どもがいる家族ではパスの4人枠がすぐに埋まり、5人目の大人は別に払うことになります。
各ツアーでの支払い方法
National Park Express(約219ドルから)では、非居住者料金はツアー料金に含まれていません。オンラインか窓口で支払い、そのパスをガイドに見せれば、ゲートで重ねて数えられることはありません。ツアーからはパスポートか身分証明書の持参を求められるので、スマートフォンと一緒に用意しておきましょう。パスの手配は、朝5時のバンの中で慌ててするのではなく、出発の前日までに済ませておくのが安心です。
MarVit Tours(約229ドルから)では、料金は当日に徴収され、掲載情報では「現地払い」とされています。支払い方法は、予約後に催行会社へ確認しておきましょう。すでに非居住者向け年間パスを持っているなら、忘れずに持参してください。
パスは事前に払って、当日に見せるだけ
National Park Expressは米国居住者の入園料込みで、海外からの旅行者は追加料金を事前に払い、パスをガイドに見せればOK。ブライスでのランチも料金に含まれて約219ドルから、24時間前まで無料でキャンセルできます。

独自の料金ルールがあるツアー
Bryce Canyon Scenic Toursの3時間周遊ツアーを見ると、細かい条件がいかに大事かがわかります。Viatorでは公園料金抜きで約85ドル、GetYourGuideの掲載では料金込みで約109ドル。どちらも同じ周遊コースで、Fairyland CanyonとNatural Bridgeまで足を延ばし、Inspiration Pointに立ち寄ります。弱点は出発地がBryce Canyon Cityなので、前の晩に公園の近くで泊まる必要があることです。どこに泊まるかはブライスに1泊するで紹介しています。
Empire Vacationsの3日間ツアー(約590ドルから)は、4つの立ち寄り先の入場料が含まれると記載しています。気になるのは、それが海外からの旅行者にとって何を意味するか。4つのうち3つが国立公園だからです。予約の前に、追加料金がツアー料金に含まれるのか当日徴収なのかを、書面で催行会社に確認しましょう。
自分で運転する場合のゲート
自分で運転するなら、各公園で車1台35ドルを払います。海外からの旅行者はさらにゲートで1人100ドルの追加料金を払うので、レンタカーで来た海外の大人2人なら、車の約70ドルに加えて本人たちの400ドル、または車の分に250ドルのパス1枚、という計算です。非居住者向けパスで車両分もカバーされるかどうかは、出発前に国立公園局のページで確かめておきたいポイントです。そのほかの費用は運転かツアーかの比較で比べています。
ゲートで必要なもの
- パスポートか身分証明書。National Park Expressから持参を求められますし、追加料金がかかるかどうかも居住地で決まります;
- パス。非居住者向け年間パスを買ったなら持参し、ゲートに着く前にガイドに見せましょう;
- MarVitでの支払い方法。料金は当日徴収なので、払い方を事前に確認しておきましょう。
そのほかの持ち物は持ち物ガイドで紹介しています。家族連れは子ども連れの旅のガイドで各ツアーの年齢制限を、料金の総合比較ではすべてのツアー料金と公園料金を並べて確認できます。